手術後のケア
5~6日入院していただきます。退院後のケアのしかたを教えますのでご安心ください。
手術後のケア
- 野菜・乳製品等大便が出やすくなる料理は最初の4日間はおひかえください
- 1日目から大便して大丈夫ですが、感染しないようきれいによく洗ってください
- 術後に尿意が続きますが尿道カテーテルが付いていますのでご安心ください。ほとんど1~2日後になくなります。
- 1日目は痛みが強く、こまめに痛み止めを服用しますが、たえられない時は追加頼んでください
- 2~3日目はベッドでじっとしていることをお勧めします。歩くとガーゼが取れる可能性があるためです。
- 寝る時足を開いて、お尻の下にドーナツ型枕または毛布を置くと痛みが和らぎます
- 3日後に歩き始めることができ、様子をみます。また、膀胱の筋肉を鍛えるためカテーテルを絞ります
- 5日後、ドレインと尿道カテーテルを外して、尿が出たら退院できます。出ない場合は退院しない方が良く、カテーテルを付け続けます (陰嚢の皮膚を使わない場合、4日目に行います)
- 退院後、尿が出ない場合はすぐにご連絡ください。1週間ほどカテーテルを付けます。(近所の病院、またはクリニックへ行かないでください)
- 膣の中のお掃除は殺菌液、または薬用塩水で朝・晩洗います。手術後5日目から始めます。
- Betadine 5 cc. もしくはDettol 1 cc.と水 1リトルを混ぜて、朝・晩で約3週間膣の中を洗います。乾くように拭き取り、コットンにつけたBetadineもしくはBactacinパウダーを傷に塗ります。異常に出血した場合はお電話ください。
- 下り物が出ますのでお産用または生理用のナプキンを1日2~3回つけかえてください
- ダイレーションは手術6日後に小さい物から始めます。少なくとも1日2回、各15~30分行います。手術21日後に大きい物に変えます
15. 2ヶ月後に1日1回でOK。毎日、2年間行うことをお勧めします。少なくとも6ヶ月行ってください。性交をよくする場合はダイレーションしなくてもOK (注:ダイレーターの入れ方:まっすぐに入れて、2/3程度入ったら前倒すように(背骨の曲がり通りに入れてください)
16. 手術2ヶ月後、Dettol 1cc.またはBetadineと水1リトルを混ぜて膣を洗います。奥まで洗浄するためこちらの道具を使います。(画像参照)
17.
18. 性交は手術後最低4週間おやめください
手術の4週間後、コンドームを付けて性交可能
手術の8週間後、コンドームなしで性交可能膣から出血する場合がありますが自然に止まります。止まらない場合は医師にご相談 ください(性交から擦り傷を予防するため、たくさんのジェルとコンドーム利用をお勧めします)
19. 約3週間後、傷が治ったらホルモンの再開ができます
20. 手術の4週間後、6ヶ月間プレマリンクリームで膣を塗ってください